フィギュライブ!『6』

第6話「ゆきやこんこ」

 

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(童謡『雪』の2番より)

雪やこんこ 霰やこんこ

降っても降っても まだ降りやまぬ

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犬は喜び 庭駈けまわり

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猫はこたつで丸くな…

こたつで丸く…

こたつで…

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にこ「…って、炬燵で丸くなってないじゃない!! 歌詞が台無しよ!」

猫「にゃーん…。 (うるさいにゃ…。 わきちがどこで寝ようが、人間には関係ないにゃよ?)」

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絵里「にこの言う通りね。 歌詞に表記してあるんだから、せめて炬燵で寝なさいよ…。」

梨子「でも絵里さん、だからと言って強要は良くないと思いますけど…。」

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絵里「甘いわよ、梨子!」

絵里「そんな生半可な気持ちじゃ、あの猫は常識が欠けた大人になってしまうのよ!? 穂乃果のようにね!」

梨子「お…落ち着いてください絵里さん、人間の常識を猫に押し付けちゃいけませんって! あと、さりげなく穂乃果さんをdisらないであげてください…。」

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にこ「…で、これはどうすればいいのかしら? このままだと、猫は炬燵で丸くならずに終わってしまうけど。」

絵里「そうねぇ…。」

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犬「ワン! (ボクちんに任せよ!)」

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梨子「わあっ、可愛い!」

絵里「あら、さっき庭を駈けまわっていた野良犬ね。」

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にこ「…まさか、あんたがこの猫をどうにかするつもりなの? 野良犬如きに何ができるんだか。」

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犬「ワン、ワワン! (ならば見せてやろう、地獄の紅炎<インフェルノ・プロミネンス">!)」

ゴオオオオオオオオオ

猫「ぎにゃーーー!?」

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梨子「ええええええええええ!?」

絵里「へぇー、最近の野良犬ってこんな芸もできるのね。」

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犬「ワワン、ワン。 (ふんっ、所詮はイエネコ…あっけなかったな。)」

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猫?「…貴様、よくもわきちの睡眠を邪魔してくれたな。 許さないにゃ!!」

犬「ワワワワン!? (何っ、生きていたのか!?)」

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梨子「いやいやいや、待って! あの姿で肉体が焼けて白骨化しても、その骨格にはならないよね!?」

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猫?「調子に乗るなよ、野良犬如きが…。 この真の姿を解放したわきちを怒らせたらどうなるか、その身に刻んでやるにゃ!」

犬「ワン、ワワンワン!! (面白い…。 なら、返り討ちにしてくれるわ!!」

にこ「なんか面白い事になってきたわねw」

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猫?「余裕ぶっていられるのもそこまでにゃ! 喰らえ、"カミナリどっかーん!"」

ゴロゴロ…ピカッ!

犬「ワワワワワワワワ!?」 ビリビリビリビリ

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絵里「あの猫も中々やるわねぇ…。」

梨子「感心している場合ですか!? もう、めちゃくちゃだよぉ…。」

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犬「ワン…。 ワワワン、ワンワワン! (少しは効いたぜ…。 …こうなったら、ボクちんも第二形態になって本気を出そうではないか!)」

猫?「にゃにぃーっ!?」

犬「ワン! (変身!)」

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犬?「…どうだ? 恐ろしくて、声も出ないだろう。」

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梨子「ええええええええ!? もはや、犬の原形が残ってないよ!?」

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猫?「貴様も真の姿を解放したか…。 ならば、そろそろ決着を付けようじゃにゃいか!」

犬?「いいだろう、もう容赦はしないぞ!」

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犬?「先手必勝! あけましておめでとうございます、今年も宜しくお願いします。」

にこ「今更!? 正月から、もう随分経ってるわよ!」

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猫?「あ、これはこれは失礼しましたにゃ。 …こちらこそ、今年も宜しくお願いします。」

にこ「なんであんたもあんたで、律儀に挨拶を返しているのよ!!」

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ガラッ

ダイヤ「うるさいですわー!!」

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バシュ-ン

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ドカ-ン!!

「ぎにゃーーー!?」

「きゃぅーん!?」

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バタリ…

バタリ…

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ダイヤ「いい加減にしなさい、今何時だと思っているんですか! こんな時間(23時)に騒いで、近所迷惑でしょうが!!」

にこ「あんたの方がもっと近所迷惑よ!」

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梨子「ダイヤさん、流石にAT-4はやりすぎですって!」

絵里「対戦車無反動砲で怒鳴るなんて、相当頭に来ているみたいね…。」

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ダイヤ「あ…あら、梨子さんにエリーチカ様、そしてにこさんもいらしていましたか。 明日は朝練が早いから早めに寝てくださいね?」

にこ「…寝れるかー!!」

 

第6話、終わり。