フィギュライブ!『10』

第10話「白熱のカートレース(前編)」

 

f:id:hgo687:20200311230353j:plain

絵里「さあ、今日はみんなでカートレース対決をするわよ! 最下位だった人は、ジュース奢りね。」

f:id:hgo687:20200311230513j:plain

花陽「えぇっ、そんな藪から棒に…。」

穂乃果「ねえ、絵里ちゃん。 カートレースにかこつけて、本当はジュース奢ってほしいだけなんでしょ?」

f:id:hgo687:20200311230547j:plain

絵里「そそそ、ソンナコトナイワヨ?」

曜「…これは図星かな?」

凛「図星だにゃ。」

f:id:hgo687:20200311230610j:plain

果南「…まあまあ、みんな。 せっかくの機会だし、交流を深めるって意味で絵里ちゃんの提案に乗ってあげようよ!」

絵里「果南…。」 ウルウル…

f:id:hgo687:20200311230637j:plain

穂乃果「…うん、わかった。 わざわざ絵里ちゃんが企画を持ってきてくれたんだから、やらなきゃ損だもんね!」

凛「それじゃあ、レーススタートだにゃ!」

 

〜〜〜〜〜

 

f:id:hgo687:20200311231255j:plain

ブォンブオ-ン

・レースのルール

周回数は2ラップで、アイテム無しの実力勝負。

順位が低いと、1との距離に応じてスピードに補正がかかる。 (所謂、追い上げあり。)

最下位のレーサーは、他のレーサーにジュースを奢ること。

f:id:hgo687:20200311231440j:plain

穂乃果「…って、ちょっと待って! カートレースなのに、なんで果南ちゃんはバイクに乗ってるの!?」

果南「なんで…って、マリオカートだってバイクでレースが出来るんだよ? だから問題無いよね?」

穂乃果「いやいや、無茶苦茶すぎるよその理論!」

f:id:hgo687:20200311231927j:plain

絵里「二人とも、間もなく始まるわよ!」

ピッ…ピッ…ピッ…

f:id:hgo687:20200311232048j:plain

プ-ッ!

f:id:hgo687:20200311232140j:plain

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

f:id:hgo687:20200311232338j:plain

絵里「ふふふ、ついに始まったわね。 ゲームセンターのレースゲームで培った華麗なドラテクで、圧倒的な差をつけて独走してやるわ!」

f:id:hgo687:20200311232817j:plain

凛「かよちーん、頑張れー!!」

花陽「あ…うん、ありがとう!」

曜「あのー二人とも? 一応、君達もお互いに敵同士だからね?」

f:id:hgo687:20200311232946j:plain

穂乃果「よーし、アクセル全開!!」

穂乃果「…って、あれ!? そこカーブだったの!?」

f:id:hgo687:20200311233239j:plain

穂乃果「ハンドル切るの、忘れてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

果南「早くも1名、脱落かなん?」

絵里「あらあら…これじゃあ、穂乃果がジュースの奢り決定ねw」

f:id:hgo687:20200311233626j:plain

花陽「穂乃果ちゃん、事故ったみたいですね…。 花陽はそうならないように、安全運転で行きますっ!」

f:id:hgo687:20200311233800j:plain

ドカッ

花陽「ふぇ…?」

f:id:hgo687:20200311233855j:plain

花陽「ぴゃあぁぁぁぁぁぁっ!?」

凛「あっ、かよちんゴメンにゃ!」

f:id:hgo687:20200311234006j:plain

曜「おやおや、まさか凛ちゃんが花陽ちゃんを蹴落とすとは…。 でもこれで、トップ争いをするライバルが減って楽になるでありますなぁw」

f:id:hgo687:20200311234932j:plain

花陽「ううっ、早くコースに戻らないと…。」

f:id:hgo687:20200311235021j:plain

ドカッ

花陽「へっ…?」

絵里「ちょっ!?」

f:id:hgo687:20200311235159j:plain

花陽「ぴゃあぁぁぁぁぁぁっ!?」

絵里「なんで私まで巻き添えなのよぉー(涙)」

f:id:hgo687:20200311235456j:plain

凛「あぁ…、かよちんには悪いことしちゃったにゃ…。 こうなったら、かよちんの意思を継いで代わりに凛が1位でゴールするにゃ!!」

f:id:hgo687:20200312000006j:plain

『警告、コース外! 警告、コース外!』

凛「えっ…? なになになに、どういう事!?」

f:id:hgo687:20200312000141j:plain

凛「…あ、道を間違えていたにゃ。 まあこの程度なら、直ぐに復帰できるもんね!」

f:id:hgo687:20200312001047j:plain

穂乃果「ふぅ…、やっとコースに復帰できたよ。」

穂乃果「…って、穂乃果今最下位じゃん!? 今月のお小遣い残り少ないのに、みんなにジュース奢りなんてやだよー!!」

f:id:hgo687:20200312001401j:plain

穂乃果「…あ、あれは絵里ちゃんと花陽ちゃん! 良かったぁ、まだ最下位を脱出するチャンスがあって。」

f:id:hgo687:20200312002306j:plain

果南「あっ、曜! もうすぐ2周目になるけど、今のトップ争いは私達だけみたいだね。」

曜「うん、そうだね。」

果南「このレースってさ、正直な話最下位にならなければ何位でもいいわけなんだけど…。 やっぱり、できるなら1位でゴールしたいじゃん?」

f:id:hgo687:20200312002535j:plain

果南「…てなわけで、さようなら!」 ドカッ

曜「ちょっ、果南ちゃん!?」

f:id:hgo687:20200312003017j:plain

果南「わぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

f:id:hgo687:20200312003114j:plain

曜「果南ちゃん…、二輪車で四輪車に挑んでくるのはいくらなんでも無謀すぎるよ…。」

f:id:hgo687:20200312003320j:plain

果南「くぅぅ…。 曜め、あとで覚えとけよ…。」

凛「(いや、今のはどう見ても果南さんの自業自得な気がするけど…。)」

f:id:hgo687:20200312003504j:plain

曜「ヨーソロー、ファイナルラップであります!」

f:id:hgo687:20200312003614j:plain

花陽「ええっ!? もう1位の人がファイナルラップに突入してるよ!」

絵里「花陽、安心しなさい。 このレースは1位を獲っても何もメリットはないわ、最下位になった人が他の人にジュースを奢るってだけの話よ。」

花陽「あっ、そう言えばそうでしたね…。」

 

次回、レースの決着がついに決まる!

第10話、終わり。